フィフティ・シェイズ・オフ・グレイ

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しょさい(書斎)

個人の家で、読書や書き物をするための部屋。書室。

ひんやり

冷たさを感じるさま。 「ほら穴の中はひんやり(と)していた」 「 ひんやり(と)した高原の空気」

きつえん(喫煙)

喫煙(きつえん)は、タバコの葉を乾燥・発酵などの工程を経て加工した嗜好品に火をつけて、くすぶるように燃焼させ、その(不可視な)燃焼ガスと、煙を吸引する行為である。

まるきり(丸切り)

(多く、下に否定的な表現を伴って)全く。まるで。まるっきり。「丸切り違っている」「丸切りなっていない」

かんむりょう(感無量)

[名・形動]「感慨無量」に同じ。「感無量な(の)面持ち」

まがお(真顔)

まじめな顔つき。真剣な面もち。「急に真顔になる」

せっかち

(「急 (せ) き勝ち」の音変化か)忍耐強くなく先を急いで気ぜわしいこと。また、そのさま。気みじか。性急。「せっかちな人」「せっかちな性分」

べた惚れ

(スル)すっかりほれこむこと。

かこう(下降)

(スル)下へ向かって移動、または、変化すること。「飛行機が下降する」「支持率が下降する」⇔上昇。

でれでれ

(スル)態度や姿勢にしまりがなく、だらしのないさま。また、男が女にだらしのない態度をとるさま。「町をでれでれ(と)歩く」「女性にでれでれする」

にんまり

(スル)満足したときなどに、声を出さないで笑いを浮かべるさま。「思惑どおりに事が運んでにんまり(と)する」

ふうがわり(風変わり)

(名・形動)ようすや性質・行動などが普通と違っていること。また、そのさま。「彼の演出はちょっと風変わりだ」「風変わりな趣味」

フロッガー

Floggerは英語で「鞭打係」の意。「煽り立てる者」「(過剰に)応援する者」というニュアンスのスラングとしての意味も持つ。

せり上がる

① 下から上へすこしずつ上がってゆく。 「舞台がせり上がる」「喉もとに感情がせり上がる」 ② 周囲よりも高くつきでる。 「前樅沢岳は...高くせり上がつてゐる」

せせら笑う

ばかにして笑う。あざけり笑う。また、小ばかにする。「人の失敗をせせら笑う」

のらりくらり

① 何もせずにぶらぶらとしているさま。のらくら。 「勤めにも出ずのらりくらり(と)暮らしている」 ② つかみどころがないさま。とらえどころのないさま。のらくら。 「 のらりくらり(と)言い逃れる」

はるばる(遥々)

① 遠くまで,また遠くから動作・作用が及ぶさま。また,非常に遠くへ時間をかけて移動するさま。 「 はるばると故郷から訪ねて来る」 「湖面がはるばると見渡される」 「山路はるばるゆく程に」 ② 程度がかけ離れているさま。 「 はるばる此の二人にまし物ぞと英をほめたぞ」

やかましい(喧しい)

① 音や声が大きすぎて,不快に感じられる。さわがしい。 「 喧しい騒音」 「子どもの泣き声が喧しい」 ② 世間で人々が口々に言い立てている。 「公害問題が喧しく論じられる」 「世評が喧しい」 ③ 手加減なく相手を拘束しようとするさまである。きびしい。 「規則が喧しい」 「しつけに喧しい母親」 ④ 自分の趣味に固執してあれこれ言い立てるさまである。好みがむずかしい。 「食べ物に喧しい人」 ⑤ 煩わしい。面倒だ。 「九月の紋日のお世話を喧しう思召しての事」

なぞる

①(すでに書いてある)文字・絵・図形などの上をなすってそのとおりに書く。 「手本をなぞって書く」 ② すでに作られている詩・文章などを,ほぼそのまままねする。 「他人の論文の論旨をなぞっただけの文章」

バニラセックス

〈俗〉ヴァニラ・セックス、ノーマルなセックス、甘いセックス◆変態的行為や道具を用いず、純粋な恋愛感情を元に行われるセックスのこと。同性とのセックスの場合でも用いられる文例

うちになるめがみ(内になる女神)

「内なる女神」のワークでは、ギリシャ神話の女神たちの 助けを借りながら、自分自身の内なる女神のアーキタイプと出会い、 内側に秘めた可能性を探求して行きます。

ちょうきょう(調教)

「調教」 とは、SM の世界で サディスト (Sadist) であるご主人様、もしくは女王様などが、奴隷やその候補を体罰や精神的な責め、性的な加虐行為で躾け、意のままとなるよう仕込んでゆくことです。

あばずれ

あばずれとは人擦れして厚かましい者を意味する江戸時代の流行語である。 当時は男性に対しても使われていたが、現代では『あばずれ女』というように多くが女性をさして使われる。 また単に常識がない人(女性)を罵る言葉として使われており、同じあばずれと言っても言葉使いや態度が悪い、格好に品がないといった程度のものから淫売まで使う人の感覚、会話の流れでその内容(程度)は異なる。

いびき(鼾)

いびき(鼾)は、狭くなった上気道が呼吸時に擦れて出す音。睡眠時や脳梗塞で失神した時などに発生する事がある。

こうごうしい(神々しい)

おごそかで,気高い感じがする。神秘的で尊い。 「 -神々しい神社のたたずまい」

けちらす(蹴散らす)

かたまっているものを,足でけって散乱させる。 「ごみを野良犬が蹴散らす」 ② 敵などを追い散らす。 「雑兵を蹴散らして進む」 「さらば蹴散らして通らん」

いいよどむ(言い淀む)

すらすらと言葉が続いて出ないで口ごもる。言いかけてためらう。「肝心なところで言い淀んでしまう」

かいわい(界隈)

そのあたり一帯。付近。近辺。「銀座界隈」

けだるい(気だるい)

だるい、何となくやる気がしない、などを意味する表現。アンニュイ。「気怠い」と書く。

イヴ

イヴ(Eve、ヘブライ語: חַוָּה‎ Ḥawwāh、ハヴァ、アラビア語: حواء‎ Hawwā、ハッワー、ギリシア語: Ευά、エウア)は、旧約聖書において、人(アダム)の妻として彼の肋骨から神が創造した女性に、人(アダム)が付けた名。

スウェットパンツ

スウェットパンツ(sweat pants)とはゆったりとしていて吸汗性に優れた素材で作られたパンツ(ズボン)である。トレーニングパンツに近い用途からリラクゼーションまで広く用いられる。

スクロール

スクロール(英: Scrolling)は、コンピュータグラフィックスやテレビで、テキスト・絵・画像など画面に収まりきらないコンテンツを水平または垂直にスライドさせて表示する手法。

プロペラ

プロペラ (propeller) は、飛行機や船などに装備され、原動機から出力される回転力を推進力へと変換するための装置である。揚力を得るための複数枚のブレード(羽根)、ブレードを支持するとともにシャフトからの出力を伝えるハブ、その他の部品によって構成される。

マットレス

マットレス(mattress)とは、ベッドの上や敷き布団の下などに用いる寝具である。

すみわたる(澄み渡る)

一面に曇りなく澄む。 「 澄み渡った大空」 「心が澄み渡る」

さんざい(散財)

不必要なことに金銭をつかうこと。また、いろいろなことで金銭を多く費やすこと。「訪問先に散財をかける」「予定外に散財してしまった」

はちきれる(はち切れる)

中身がいっぱいになって裂けて切れる。「おなかがはち切れれるほど食べる」「喜びではち切れんばかりの笑顔」

ちょうほんにん(張本人)

事件の起こるもとをつくった人。首謀者。張本。「騒動の張本人」

目をしばたたかせる(目を瞬かせる)

今にも泣きそうな表情をすること。

うつぶせ(うつ伏せ)

伏臥位(ふくがい、英: Prone position、Abdominal position)は、人間の体位(臥位)の一つ。腹を床に着けて寝ている状態[1]。そのため、腹臥位とも表記される[2]。俗に俯せ(うつぶせ)とも呼ばれる。

ひらてうち(平手打ち)

平手打ち(ひらてうち)とは、掌で相手の体を打つ行為、および相撲やプロレスなどの格闘技における殴打技である。一般社会では暴力・暴行行為の一種とされる。特に顔面(主に頬)をめがけて使用する場合は、俗称としてビンタとも呼ばれる。

めそめそ

弱々しく泣くさま。気弱く,すぐ涙ぐむさま。 「 めそめそするな」 「 めそめそ(と)したやつは嫌いだ」

せっかち

忍耐強くなく先を急いで気ぜわしいこと。また、そのさま。気みじか。性急。「せっかちな人」「せっかちな性分」

唇を噛む

怒りやくやしさをこらえる。「いつも決勝戦で敗れ、いく度唇を噛んだことであろうか」

みだら(淫ら、猥ら)

性に関してふまじめで、だらしのないさま。淫猥 (いんわい) 。「みだらな関係」

オルガスムス

性的快感の最高潮の状態。絶頂感。極致感。クライマックス。オーガズム。

そそられる

意識や欲求が駆り立てられるさま。食欲、性欲、興味や好奇心などについて言うことが多い。そそる。

そわそわ

態度や心が落ち着かないさま。 「 そわそわ(と)落ち着かない」 「なぜかそわそわしている」

あおあざ(青痣)

打撲(だぼく)による皮下出血などで生じた青黒い斑紋(はんもん)。

食いしばる

歯などを強く噛む、きつく噛む、または強く噛んで我慢したり、力を発揮したりする、などの意味の表現。

そわそわ

気持ちや態度が落ち着かないさま。「発表待ちで朝からそわそわする」

はみ出し者

法や倫理、習俗といった、社会やコミュニティーにおいて成立している制限から逸脱しているさま。あるいは、風変わりで周囲に容易に溶け込めない人。

バスタブ(bathtub)

浴槽。特に、ユニットバスに組み込んだものや洋風のものをいう。

メッセンジャーバッグ

片方の肩(左掛けが主流)からストラップ(ベルト)を斜め掛けにして背負う鞄である。自転車走行中に本体が移動して走行に支障をきたさないようにストラップを引き締めたり、さらに安定を図るために背後から回しこんで正面の胸の部分に取り付ける「クロス・ストラップ」(あるいは「スタビライジング・ストラップ」)でバッグを固定できる機能を持つ。

ウィンク

片目をまばたいて合図を送ること。男女間で好意を寄せる意味で行われるものなど。「向かいの席の女性にウインクする」

けいき(計器)

物の長さ・重さ、また、速さなどを計る器械。計量器械。メーター。

猿ぐつわ

猿轡(さるぐつわ)とは、声をたてさせないために布などを口に押し込んだり、かませたりするもの。

ひくつく

痙攣するようにヒクヒクと小刻みに動く様子を意味する表現。

はくちゅうむ(白昼夢)

白昼夢(はくちゅうむ)は、目覚めている状態で見る現実味を帯びた非現実的な体験や、現実から離れて何かを考えている状態を表す言葉。願望を空想する例が多い。白日夢(はくじつむ)、デイドリーム(英語:daydream)とも呼ばれる。

かまをかける(鎌をかける)

相手に本当のことを白状させるために、それとなく言葉巧みに問いかける。「鎌をかけて本心を聞き出す」

グライダー

空気より重いが動力なしで空を飛ぶための乗り物、もしくはその模型・玩具である。滑空機に同じ。グライダーの歴史、ソアリング飛行、発航法、クロスカントリー飛行などについては「滑空」項目も参照のこと。

わらいをかみころす(笑いを噛み殺す)

笑い出そうとするのをこらえる。

オーガズム

累積的な性的緊張からの突然の解放のことであり、骨盤まわりの筋肉のリズミカルな痙攣を伴い、強い快感を生んだ後に弛緩状態に至るもののことであり[1]、また一面では、喜びを感じ、ゆだねるという心理的な経験であり、その時、心はもっぱら自分の個人的な体験だけに向けられているものである。

こんいろ(紺色)

紺色(こんいろ)とは、紫がかっている暗い青を指し、藍色系統では最も深いとされている色。

スツール

背もたれのない1人掛けの椅子。椅子のなかで最も古い形式に属し,脚部の形や使途によって各種の形式がある。

なまいき(生意気)

自分の年齢や能力を考えず、出すぎた言動をすること。また、そのさま。「生意気な口をきく」

グローブボックス

英語 glovebox インスツルメントパネルに設けられている大型の小物入れ。かつては運転用の手袋(ドライビンググロープ)を入れるためのものだったため、こう呼ばれるようになった。現在は車検証人れとして活用されることが多く、ボックス内に車検証収納用の棚を設けたものも登場している。一般的にリッド(ふた)付きタイプを助手席側に配置。上級車やオープンカーではリッドに鍵を備えて盗難防止に対応しているほか、リッドオープナーを運転席側に寄せて運転席からも開けやすいようにしたものなど、いろいろ工夫されている。

イグニション

英語 ignltion 点火のこと。おもに火花点火機関に使用され、電気火花により燃焼を開始する。 参照 点火装置

とげがある(棘がある)

言葉や態度に、意地の悪さや冷たくきつい感じなどがあるさまを意味する表現。「トゲのある」も同じ。

よっぱらい(酔っ払い)

酔っ払い(よっぱらい)とは、エタノール含有飲料(日本酒、ビール、焼酎などのアルコール飲料。以下、酒とする)を飲み、酩酊状態にある人をさす。 酒はストレス発散の手段としても広く使われるが、酔っ払いは他者への迷惑行為、嘔吐などを起こす可能性が高いため、嫌われることが多い。

むち(鞭)

鞭(笞、むち)とは、人や動物を打つための細長い竹の棒、もしくは棒状の柄に革紐や鎖などを取り付けた道具である。

あご(顎)

顎(あご、英語名:jaw)は、それを持つ生物一般においては、口の一部であって、開閉して物を捕らえる機能を有する構造体を指す。

ほてる(火照る)

顔やからだが熱を帯びて熱くなる。また、顔が赤くなる。「熱でからだが火照る」「恥ずかしさに顔が火照る」

みかんにしわをよせる(眉間に皺を寄せる)

顔を顰め、眉根を寄せることで眉間に皺が生じた様子。不機嫌そうな表情をするさまなどを意味する表現。

こうちょく(硬直)

1 かたくぴんと張っていること。こわばっていること。また、そのさま。「硬直した考え方」 「芒の硬直な葉が空を刺そうとして立つ」 2 筋肉が持続的に収縮し、かたくなること。また、その状態。「首筋が硬直する」「死後硬直」 3 正直で誠実なこと。また、そのさま。 「その男が硬直な士であるように思われて」

のしかかる(伸し掛る)

1 からだを伸ばして相手の上におおいかぶさる。「のしかかって押さえこむ」 2 頭ごなしに押さえつけようとする。かさにかかる。 「のしかかるような疳癪声を出して」 3 責任・負担などが身の上におおいかぶさる。「借金の重圧が肩にのしかかる」

しつよう(執拗)

1 しつこいさま。「執拗につきまとう」 2 自分の意見にいつまでもこだわりつづけるさま。えこじ。がんこ。「執拗に自説を主張する」

なぞる

1 すでにかかれた文字や絵などの上をたどって、そのとおりにかく。「手本をなぞる」 2 すでに行われた事実や書かれた文章などをたどって、再現する。「事件の経過をなぞっただけの小説」

とば口

1 はいりぐち。入り口。戸口。「とば口に立つ」 2 物事の始まったばかりのところ。「工事はまだほんのとば口だ」

ひそむ(潜む)

1 ひそかに隠れる。隠れて静かにする。「昆虫が物陰に潜むむ」 2 内部に隠れて外に現れない状態にある。潜在する。「胸の奥に潜む熱い情熱」「事件の陰に大きな犯罪が潜む」

いたずら

1 人の迷惑になることをすること。また、そのさま。悪ふざけ。「いたずらが過ぎる」「いたずらな子」 2 いたずら小僧。いたずらっこ。 「弁当箱をポンと抛 (ほう) り上げてはチョイと受けて行くいたずらがある」 3 もてあそんではならない物をいじったりおもちゃにしたりすること。「子供がマッチをいたずらする」「いたずら半分」 4 自分のすることを謙遜していう語。芸事・習い事などにいう。「歌つくりはほんのいたずらです」 5 性的にみだらなふるまいをすること。強制猥褻の婉曲な言い方。 「旦那が鳥渡 (ちょっと) いたずらをしたくなるのも...無理もねえて」

くつろぐ(寛ぐ)

1 仕事や心配ごとなどを忘れて、伸び伸びとする。心身をゆったりと休める。気がねなくのんびりと振る舞う。「温泉につかって寛ぐ」「寛いだ雰囲気」 2 窮屈な服装・姿勢などをやめて、楽なかっこうになる。「浴衣に着替えて寛ぐ」 3 能楽で、演者が演能の途中で観客に背を向けていることをいう語。一時的に、その登場人物が、場面から身を隠したことを意味する。 4 ゆるむ。ゆるくなる。 「冠 (かうぶり) の額すこし寛ぎたり」 5 ゆとりがある。余地ができる。 「数定まりて、寛ぐ所もなかりければ」

なかば(半ば)

1 全体を二つに分けた、その一方。半分。「敷地の半ばを人手に渡す」 2 一定の距離・期間などの中間のあたり。「枝を半ばから切り落とす」「五月の半ば」「人生の半ば」 3 ある物事の途中。ある物事をしている最中。「式典の半ばで退席する」「志半ばで挫折する」 [副] 1 半分ほど、ある状態になっているさま。「半ばあきれ、半ば感心する」 2 完全にではないが、かなりの程度。ほとんど。「半ば観念している」

バージン(virgin)

1 処女。 2 多く複合語の形で用い、初めての、未使用の、また、純粋の、などの意を表す。「バージンスノー」「バージンシルバー」

とろける(蕩ける)

1 固まっていた物が溶けて軟らかくなる。また、液状になる。「バターがとろける」 2 心のしまりがなくなる。「甘美な音楽に心がとろける」 3 心が和らぐ。なごむ。 「御憤り、殊の外にとろけてこそ見え給ひつれ」

うずめる(埋める)

1 土の中などに物を入れ込んで外から見えないようにする。うめる。「金塊を埋める」 2 物に覆われて外から見えない状態にする。うずまるようにする。「マフラーに首を埋める」 3 ある場所を、物や人でいっぱいにする。「スタンドを埋めた大観衆」 4 低い所やくぼんだ所などに物を詰めてふさぐ。うめる。「壕 (ごう) を埋める」 5 損失や不足などを補う。うめる。「赤字を埋める」「余白を埋める」

いとおしい(愛おしい)

1 大事にして、かわいがりたくなるさま。たまらなくかわいい。「どの子犬も愛おしく思う」 2 かわいそうだ。気の毒だ。「被害にあった子供たちが愛おしい」 3 困ったことである。つらい。 「残りなく見せ尽くさむと思へるこそ愛おしけれ」 [補説]動詞「いと(厭)う」からの派生という。つらいと思ってうとましく思うさま、苦痛で心身を悩ますさまを表すところから、自分に対しては、苦しい、つらいの意、他人に対しては、気の毒だ、かわいそうだ、いじらしい、さらに、かわいいの意が生じる。一説に「いたわしい」と関係する語ともいう。

もぞもぞ

1 小さな虫などがはい回っているさま。また、からだにそのような感じがするさま。「アリがもぞもぞと穴から出てくる」「背中がもぞもぞする」 2 動作や態度がはっきりしないさま。また、落ち着かないようすで、からだの一部分を動かすさま。もそもそ。「ばつが悪そうにもぞもぞしている」

あらがう(抗う)

1 従わないであらそう。抵抗する。逆らう。「運命に抗う」「権勢に抗う」 2 負けずに言い返す。言いたてる。言い争う。 「つひにあるべき事と思せば、ことに抗うはず」 3 賭け事で人と張り合う。 「言ひそめてむ事とて、かたう抗うひつ」

うちょうてん(有頂天)

1 得意の絶頂であること。また、そのさま。大得意。「試験に合格して有頂天になる」 2 物事に熱中して夢中になること。また、そのさま。 「忠兵衛気も有頂天」

もどかしい

1 思うようにならずいらいらする。じれったい。はがゆい。「うまく気持ちを伝えられなくてもどかしい」「靴を履くのももどかしく走りだす」 2 非難すべきである。気に入らない。 「尼君を、もどかしと見つる子どもみなうちしほたれけり」〈源・夕顔〉

わななく(戦慄く)

1 恐怖・緊張・寒さなどのためにからだがふるえる。「怒りのあまりわななく」 2 声や楽器の音などがふるえる。 「ただ泣きに泣きて御声のわななくもをこがましけれど」 3 ちぢれる。そそける。 「髪なども...所々わななきちりぼひて」 4 動揺する。ざわざわと動く。 「下﨟の物見むと、わななき騒ぎ」

ボウル

1 料理に用いる深い鉢。「サラダボウル」 2 アメリカンフットボールの競技場。「エールボウル」 3 アメリカンフットボールで、特に組まれる大試合。「ローズボウル」「スーパーボウル」

したたる(滴る)

1 水などが、しずくになって垂れ落ちる。「血が滴る」 2 美しさや鮮やかさがあふれるばかりに満ちている。「水も滴るいい男」「緑滴るる草原」

せきとめる(堰きとめる)

1 流れなどをさえぎりとめる。「車の流れを堰きとめる」「川の水を堰きとめる」 2 物事が広がらないようにくいとめる。「インフルエンザの流行を堰きとめる」

クライマックス

1 物事の緊張や精神の高揚が最高に盛り上がった状態。劇・文学作品などで、最も盛り上がったところ。最高潮。「クライマックスに達する」 2 修辞学で、漸層法 (ぜんそうほう) のこと。→アンチクライマックス 3 森林などの極相 (きょくそう) のこと。 4 「オルガスムス」に同じ。

あいしょう(相性)

1 男女の生まれを暦の干支(えと)や九星などに当てて相生(そうじょう)・相克を知り、二人の縁を定めること。中国の五行(ごぎょう)思想から出た考え方。→五行 2 互いの性格・調子などの合い方。「上司と相性が悪い」「相性のいい対戦相手」

たじろぐ

1 相手の勢いに圧倒されて、ひるむ。しりごみする。「捨て身の攻勢にたじろぐ」 2 ひけをとる。劣る。 「文 (ふみ) の道は、少したじろくとも」

たじろぐ

1 相手の勢いに圧倒されて、ひるむ。しりごみする。「捨て身の攻勢にたじろぐ」 2 ひけをとる。劣る。 「文 (ふみ) の道は、少したじろぐとも」

うたがわしい(疑わしい)

1 真実かどうか疑いたくなるようすである。信用できない。「疑わしい説」 2 はたしてそうなるかどうか不確かである。「目標達成は疑わしい」 3 普通でない怪しい。不審である。「疑わしい振る舞い」 →怪(あや)しい[用法]

さっぷうけい(殺風景)

1 眺めに情趣が欠けていたり単調だったりして、見る者を楽しませないこと。また、そのさま。「殺風景な冬の浜辺」「殺風景な高速道路」 2 おもしろみも飾りけもなく、興ざめがすること。また、そのさま。無風流。「殺風景な話題」「殺風景な人」

めばえる(芽生える)

1 芽が出はじめる。「草木が芽生える」 2 物事が起こりはじめる。きざす。「愛情が芽生える」

あえぐ(喘ぐ)

1 苦しそうに、せわしく呼吸する。息を切らす。「急な坂をあえぎながら登る」 2 重圧や貧困などに苦しみ悩む。「不況にあえぐ」

よれよれ

1 衣類や紙などが古くなって張りがなくなり、形がくずれたりしわが寄ったりしているさま。「よれよれなズボン」 2 疲れ切って元気がないさま。「徹夜続きでよれよれだ」

ほねぬき(骨抜き)

1 調理で、魚や鳥などの骨を取り除くこと。 2 意見・計画などの肝心な部分を除き去ること。「議案を骨抜きにする」 3 気骨や節操などをなくさせること。「供応を受けて骨抜きにされる」

つつましく(慎ましく)

1 遠慮深い態度である。控えめで、しとやかだ。「慎ましい振る舞い」「慎ましく寄り添う」「慎ましく咲く野の花」 2 ぜいたくでないさま。質素なさま。つましい。「慎ましく暮らす」「慎ましく祝う」 3 人に対して、気後れがする。気恥ずかしい。 「大臣 (おとど) 気色ばみ聞こえ給ふことあれど、物の慎ましき程にて、ともかくもあへしらひ聞こえ給はず」

かがみばり(鏡張り)

1 鏡板1を張ること。また、張ったもの。 2 鏡1を張ること。また、張ったもの。

よそよそしい(余所余所しい)

1 隔てがましく冷淡である。親しみがない。他人行儀である。「よそよそしい態度をとる」「わざとよそよそしくする」 2 無関係である。 「あなうたて、いとよそよそしきことをも知らせ給ひにけるかな」

おしおき(お仕置)

1 (多く「おしおき」の形で用いる)こらしめのために罰すること。特に、子供などに体罰を加えてしかること。「いたずらっ子をお仕置する」 2 江戸時代、刑罰に処すること。特に死刑にすること。また、その処罰。 3 取り締まって秩序を保つこと。 「清盛入道が利をまげて天下の仕置立つべきか」 4 作り方。製法。 「親方にかはらず鍋蓋、火燧箱の仕置、これより外を知らず」

むざん(無残)

1 (無慙・無慚)仏語。戒律を破って心に少しも恥じるところがないこと。「放逸無残」「破戒無残」 2 残酷なこと。乱暴なこと。また、そのさま。「無残な仕打ちをする」 3 いたましいこと。あわれなこと。また、そのさま。「無残な最期を遂げる」「見るも無残な光景」


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